8月4日、シニアエクササイズも最後の開催となりました。参加頂いた皆様からは「足が動くようになった。」「階段が上がりやすくなった。」「膝の痛みが無くなった。」等の声を頂きました。3カ月間行ってきたエクササイズは今回で終了となりますが、皆さん自主体操グループに入られ、引き続きトレーニングを頑張られるとのことです。主催者としての感想としまして、まず皆様の頑張っている姿から私達がパワーをもらいました。また、年齢を重ねても筋力・体力の向上が可能であることや身体を動かすことの大切さを改めて感じました。今回のエクササイズを切っ掛けに、これからも自分のペースで根気よく運動を続けて下さい。長きにわたり、お疲れ様でした、ありがとうございました。
7月7日の七夕、第8回目のシニアエクササイズを行いました。今回から空調設備の整った岩出市総合保健福祉センターに会場を変更しています。引き続き通常メニューの繰り返しですが、ステップ運動の高さを1段上げる方現れ、運動の成果を実感しています。また、今回は運動の後、看護師による口腔体操を行いました。「顎・頬・唇・舌」を意識して動かします。食べ物を口に入れて、噛み砕き、そして飲み込むという過程では、「顎・頬・唇・舌」が大きな働きをしてくれます。これらの部位を動かしやすくしておくことは、食べ物をスムーズに食べることにつながります。
6月23日、6回目のシニアエクササイズを開催しました。蒸し暑い時期になってきたので、大きな扇風機を設置しトレ―ニングをしました。こまめな水分補給や休憩が必要になってきました。今回は看護師によるフレイルについての勉強会も行いました。フレイルとは、加齢や疾患によって身体的・精神的なさまざまな機能が徐々に衰え、心身のストレスに脆弱なった状態のことです。心身の機能が低下しないよう食事や運動などの生活習慣に注意し、積極的に人と接するなど社会性を失わないよう注意する必要ことが大切です。このシニアエクササイズもフレイルの予防となっています。
6月16日、第5回の岩出シニアエクササイズを開催しました。今回も全員でした。「シニアエクササイズ」のゆっくり筋力トレーニングでは、下肢筋群、上肢筋群のトレーニングを行います。下肢筋群では大腰筋、大腿四頭筋、ハムストリング、大殿筋、中殿筋、腓腹筋を中心に、上肢筋群では大胸筋、三角筋、上腕二頭筋、上腕三頭筋、腹直筋をトレーニングします。ゆっくり筋力トレーニングの特徴は、道具や器具を使用しないで自分の体重のみを利用したトレーニングです。自分の脚や体の重さを利用するゆっくり筋力トレーニングは、個別性のプログラムとなり、体の一部を使って十分に過負荷の原則に基づいてトレーニングができます。