皆楽園で働く先輩たちが、「これから介護・福祉の仕事をめざす人のために」と仕事について語ってくれました。 あなたの参考になれば嬉しいです。
※インタビュー内容は取材時の時のものです
就職にあたっては、人と直接かかわる仕事がしたいと考えていたところ、介護の仕事をしている姉の薦めもあって、この仕事を選びました。大学で学んだ生物学の知識を活かせると思ったこともポイントでした。
会社説明会に参加し、採用後の人材育成のしくみや資格取得サポートが充実している点に魅力を感じたので皆楽園に応募しました。
特別養護老人ホームは寝たきりの方が利用されているイメージを持っていたのですが、意外と元気な方が多いのには驚きました。私の所属するフロアの介護スタッフは経験豊富なベテランの方ばかりです。
みなさんが介護に対する熱い思いを持たれおり、色々な考え方に触れることができるので勉強になります。
わからないことは気兼ねなく質問でき、丁寧に教えていただけます。
採用半年後から夜勤を始めることになったのですが、慣れるまでは先輩が一緒に付いてくれたので不安を感じることはありませんでした。
寝たきりの方の機械浴など、新しい業務に携わるときは、時間をかけて指導し見守っていただけるので安心できます。
恵まれた環境で仕事させてもらっていると思います。
試行錯誤の末の達成感
レクリエーションを週3回程度担当しています。
多くの人に楽しんでいただく内容にするにはどうすればいいのか、インターネットや本で調べるなど、試行錯誤の連続でしたが、今では、ご利用者の好みや状態に合わせ一緒に楽しめる内容を考えることができるようになってきました。
年末には、クリスマス会の企画運営を先輩と一緒に担当する機会をいただきました。
四季折々に行う大イベントでもあり、いつも以上に気合いを入れて考え、時間をかけて作り上げました。
ご利用者が楽しんでいる表情や「楽しかったよ」「ありがとう」と言っていただいたときは本当に嬉しかったです。やはり「ありがとう」と言っていただくと喜びを感じますし、やりがいになります。
この仕事を選んで本当に良かったと思います。
大切にしていること。「思いやり」と「敬意」
仕事で大切にしていることは「思いやり」と「敬意」。
ご利用者への挨拶は自ら率先して明るく元気に声かけするように心がけています。
おしぼりやコップなど、物を手渡すときは必ず両手を添えるようにしています。
日常の些細なことかもしれませんが、丁寧さは忘れないようにしたいです。
ここ数年は、色々な業務を通して、経験を積み重ね、介護の技術を高めて、様々なケースに対応できる専門職になるための基礎を身につけていきたいです。
介護福祉士の資格を取得して短大を卒業した私は、迷うことなく介護の道に進みました。
介護の仕事の魅力は、ご利用者一人一人の気持ちを汲み取り気づいてあげることでとても喜んでもらえることです。
ご利用者の笑顔やありがとうの言葉が仕事のやり甲斐です。
卒業後いくつかの職場を経験しましたが、私が今勤める打田皆楽園はスタッフ同志の雰囲気も良く仕事をしやすい環境で、結婚・出産してもここで仕事を続けて行きたいと思っていました。
現在私は、皆楽園入職後長男を授かり、産休・育休を経て1日6時間、週5日の時短勤務で職場復帰しています。
家族が増え経済的な必要性もあり、また、介護福祉士としてのキャリアを中断したくないとの思いから、法人の運営する企業主導型保育所(にじいろ保育園)へ子供を預け仕事を継続しています。
祝日、土曜日の営業や開園時間、体調不良児保育など、そして何より保育料がとても安く、福祉従事者に配慮した運営は大変助かっています。
また、にじいろ保育園の園長は法人の高齢者施設で管理者をされていた方なので、介護の仕事の理解も深く、子育てしながらこの仕事に就く私たちの気持ちもよく分かってくださるので大変心強いです。
子供と一緒に出勤し、仕事が終わったらお迎えに行き、家に戻ると家事や育児など大変なところもありますが、子供の成長を見る喜びと職場の理解・協力のもと子育てと仕事の両立を図っています。
人と接することが好き、職場が自宅から近いという理由だけで、介護のことは何も知らないまま皆楽園へ就職しました。
仕事に就く前は、施設で生活する高齢者は寝たきりの人が多いと思っていましたが、身の周りの事は大半自分で出来る人が意外に多いことに驚きました。施設は改めて生活の場であることを知りました。
また、ご利用者の余暇活動で将棋のお相手をした時に大変感謝され、自分の趣味が仕事に生かせることにも驚きました。特技を仕事に取り入れることの出来る職場です。
介護の知識も経験も全くない私でしたが、専属の先輩職員が丁寧に根気よく1年間着きっきりで指導してくれました。
また、皆楽園が自主開催する介護職員初任者研修を受講し、介護の基礎知識を取得することが出来ました。
基礎をマスターするとますます介護への興味が沸き、生涯で一番勉強したと思うのですが、その成果もあって入職3年目に介護福祉士の資格を取得することができました。
次は介護支援専門員にチャレンジしたいです。
やりがいを感じたことは・・・・
皆楽園は経験の浅い私にも様々な機会を与えてくれます。
就職して1年目、私が提案した遠足の企画が認められました。
準備や調整に大変苦労しましたが、青空の下で普段とは違うご利用者の笑顔を見た時、今まで感じた事のない達成感を味わいました。
プライベートも大切にしています。
皆楽園は残業も少なく、公休や有給も取得しやすいので趣味や地域のボランティア活動に時間を使うことが出来ています。
世代の異なる先輩達からは仕事以外のことも色々と教わったり、また、同年代のスタッフも多くプライベートな交流も活発です。
小学生の時に課外活動で聴覚障碍者の施設に行った体験やおじいちゃんおばあちゃんが好きだったことから、結構早い段階で福祉系に行くことは決めてました。
実際に学校で実習をいくつか体験した時に「障害者介護」と「老人介護」のどちらにしようかかなり悩みました。
皆楽園を選んだ理由は、障害者と老人介護の両方の施設があったからですね。あとは家から近かったことも理由の一つです。
障害者の方って好奇心が旺盛な方がすごく多いですね。
「それなに?それなに?」って感じでいろんなことを聞いてこられます。
ニュースなんかでも私より、利用者様の方が早かったりして、教えてもらったりとか。
コミュニケーションを取るのが毎日とても楽しいですね。
仕事をしていくなかでつらいというか、しんどい部分は、やっぱりコミュニケーションですね。
利用者様とのコミュニケーションの中で言葉の意味の受け取り方の違いとかで、言葉を選びながら話さなければならないという部分がとても難しいですね。
でも、先輩や後輩などの人間関係がとてもいい職場なので、落ち込んだときなんかも先輩がきちんと相談に乗ってくれたりして、とても助かってます。後輩も、きちんと解らないことはきいてくれるので、すごく仕事はしやすいですね。
今後のスキルアップ
6年目に入るんで、今後はケアマネージャーになりたいですね。
利用者様のプランを考えてアドバイスしたいんです。勉強は中々進みませんが、がんばって試験は受けます。
今、手話も勉強しているんですが、なかなか難しいです。
実際、聾唖者の方に「手話と表情が合ってないから意味が解らない」と怒られることもしょっちゅうです。
今後はケアマネージャーの件もあって老人介護の方に進んでいきたいとは思っているのですが、今の障害者介護もとても楽しいんで、悩んです。
これから福祉の仕事をしようと思っている方へ
やってみると結構楽しいのが福祉の現場です。
悩んでいるのなら、一度やってみることがおすすめします。
高校3年になっても特に進路を決めずになんとなく学校の先生になりたかったんです。
でも、大学進学のために内申書の成績が重要だということで、友人と一緒に皆楽園にボランティアをしに来たのが福祉の世界に入るきっかけになりました。
その時に入所者のみなさんの笑顔と幸せそうな雰囲気とあまりの居心地の良さで、ここで仕事がしたい!と思いました。
それで、福祉の専門学校に行くことにしたんです(笑)
つまり、普通の人と順番が逆なんです。
現場というか利用者の皆様と接しているのが毎日楽しいです。
先輩を含めた職場の環境もそうなんですけど、今の現状にすごく満足していてステップアップが考えにくいんです。
本来なら、現場⇒ケアマネージャーという流れになっていくんですけど、どうしても現場が大好きなんです。
毎日利用者様のお世話をしながら過ごしているのはもちろん、イベントの企画や実行などに忙しい時もありながら、日々仕事をしています。
次はどんな企画をしようか、どうやって利用者が楽しく過ごしていけるのかを考えているのが楽しいです。ずっと続けたいと思ってます。
入社して 3 年目、小学校 6 年生のころから介護の仕事を意識してました。初めて介護福祉系の仕事に就くことを意識したのは小学生の頃でした。
実際に進路について考える年齢になった時に、介護と保育の両方に興味があったので、介護系の専門学校に進みました。
皆楽園を選んだ理由は、家が近い等こともありましたが、経営理念が自分の思い描く介護の理想にぴったりあっていたというのが一番大きいです。
グループホームの仕事は自分で考えて作っていけるのが特徴で、それがすごく楽しいです。
グループホームの中で私がしている仕事は、利用者様の身の回りのお世話に始まり、季節の壁紙づくりなどの自分の得意なところを利用者様のリハビリを兼ねて一緒に行っています。
基本の業務内容はあるのですが、今日は散歩に行こうか な?とか、今日はみんなでちぎり絵をしようかな?とか、 自分で考えて仕事の内容を作っていけるのがすごく楽しいです。 行事なども何をしていくか考えていくのも楽しいですね。
仕事をしていく中でつらいことは利用者の方の中にはいろいろな悩みを持っている方もいます。
そういう方と接しているときに、こちらで色々と気を配ってるつもりでも、うまくコミュニケーションが取れなかったときとかに、結構つらくて落ち込んだりします。
でも、先輩たちがとてもいい人が多く、尊敬できる方も多いので、そんな方たちについて相談すれば。フォローもきちんとしてくれます。だから、職場の中の雰囲気はとてもいいと思いますし、毎日楽しいです。